A study on the cat’s meow

Meow

猫の鳴き声に関する考察。人間の喋り方が状況や気分によって変化するように、猫の声音もその時々で変わるものである。今日はその中でも最も可愛いと考えられるものについて、「声なしのニャーオ」を踏まえた上で新たに得られた知見を考察する。

「声なしのニャーオ」ーポール・ギャリコが猫語を翻訳して知らされたこの「声なしのニャーオ」は特筆に値するだろう。口はニャーオの形に開くのだが、声は出さない、所謂「口パク」のようなニャーオである。はかなげで弱々しいこの鳴き方がされたのなら、飼い主は新しいシーバの袋を開けねばならないだろう。

「含みニャーオ」ー今回新たに加えておきたいのが、この「含みニャーオ」である。これは前述の「声なしのニャーオ」に似ているが、口すらも開かない点で大きく異なる。 猫が鳴く時を注視するとわかるが、口だけでなく体全体がニャーオに合わせて膨らむように動くのである。含みニャーオで見られるのは、この体が膨らむ様子だけなのである。いや、正確にはそれだけではない。何かを伝えたいとする猫の目線、そして本来開かれるはずだった口元、それらが同居する究極のニャーオの形がそこにはある。

残念なことにこの含みニャーオに出会うことは極めて稀である。もしこれに出会えたとしたら、新たなマタタビパウダーを注文すべきだろう。 以上、簡単な記述となったが、含みニャーオの魅力についての考察を終わる。私は再びこのニャーオに出会えることを願いながら、今日もまた猫の名を呼ぶのである。しっぽの返事で返されることがほとんどなのであるが。

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