今、スーパーファミコンが熱い! (私の中で) 前篇

リビングにスーパーファミコンが帰ってきた

実家から、死蔵しているゲーム機を引き取らないと処分するという無慈悲な通告を受け、およそ20年ぶりに自分のもとへスーパーファミコンが帰ってきました。

カセットを挿してスイッチをつけると、かつて何度も見たゲームのイントロ画面があっけなく映ります。任天堂のゲーム機は子どもが乱暴に扱っても壊れないように頑丈に出来ているというのは知っていましたが、ちょっと感動。

ただゲーム画面は正方形なのに対して、テレビがワイドサイズなので両端は真っ黒に。こんなところで感じる歴史の流れ。

ゲームの記憶。ゲレゲレとプックル。

実家から回収してきたソフトにはヨッシーが初めて出てくる「スーパーマリオワールド」や、往年の名作「ドラゴンクエスト」シリーズなど色々。

妻も当時スーパーファミコンは持っていたらしく、ドラクエVの話になると白熱した議論に。キラーパンサー(ペットにしたいモンスターNo.1)の名前は「ゲレゲレ」派の私と「プックル」派の妻とは真っ向から対立しております。ちなみに主人公の奥さんは二人ともビアンカ派でした。それにしてもビアンカは今見てもかわいいな…。

とまあゲームの話題はプレイした経験が共有できるととても盛り上がるわけですが、それはゲームの中で試行錯誤した記憶が印象的だからかなと思います。

「『ひのきのぼう』ではダメだ『たけのやり』を頑張って買おう」とか「1ターン目は『フバーハ』と『スクルト』(打たれ強くなる魔法の呪文です)、次のターンから攻撃だ」といったことを考えないといけないというのは、映画や読書などと本質的に違う部分です。そうした「工夫した記憶」というのが、まさにゲームの記憶なんだろうなと思います。

スーパーファミコン再び

というわけで、我が家でスーパーファミコン熱が再燃。スイッチをつければすぐにプレイできるって素晴らしい(最近のゲーム機はなんやかや起動まで長いですね)。次回は三毛猫商会オススメのタイトルについて語ります。